小説のネタを考えるには散歩して体を動かすのがオススメ

散歩でアイディア出しをしてみよう

机の前でウンウン唸って小説を書くのも楽しいですが、たまには散歩してみるのもオススメです。

かの哲学者イマヌエル・カントジャン=ジャック・ルソーは散歩をしながら思索を深めたとも言われていますし、かつての知の巨人達が行った手法を積極的に取り入れていけるのが後進のメリットでもあります。

昼は短し歩けよ乙女

いや、乙女に限らずですけど、歩くのは血流の活性化に良いことです。

この血流を良くする点が大事で、脳に十分な血液を送ることにより、アイディアが浮かびやすくなるようです。

「ようです」というのは、割と個人の体験に基づいた話であることから。

しかしながら、確かに自分の経験と照らし合わせてみても、散歩しているときはアイディアが浮かびやすいと感じます。

小説のネタもそうですし、登場人物が自分で歩き始める感覚を持つのも散歩をしているときが多いかもしれません。

どこを散歩しようか

散歩なんだから好きな場所を歩けば良いじゃない、とも言い切れないのが「考えるための散歩」。

散歩をする場所、というのもなんだかおかしな感じですが、「考えるための散歩」という観点からだと、危険の少ない場所がオススメです。

車がビュンビュン走っている道路で物を考えているのは、あなたにとっても車にとっても危険です。

小説のネタ出しのために散歩しているのに、その散歩で怪我を負って、下手したらしばらく小説を書けない体になる、なんてことになったら本末転倒ですからね。

やはり車通りが少なく、安全な道を歩くのがオススメです。

そういう道を探すのが大変なら、大きめの公園内を歩くと良いかもしれません。

適度な自然と、適度な人の数が良い刺激になります。

公園をオススメしたい理由として大きなものが、ベンチを使える点。

アイディアが思い浮かんだときには書き留めたいもの。

そうしたときにベンチに座って書き留められるのがベストです。

間違っても歩きながらスマホでメモを取る、なんてのはダメ、絶対。

都内は意外と公園が多い

私は以前東京に住んでいたのですが、そのとき感じたのは「東京って大きな公園が多い!」ということ。

線路と道路で隙間なく埋め尽くされているようなイメージがありましたが、実は公園もたくさんあったんです。

武蔵小金井にある小金井公園や、立川にある昭和記念公園など、歩くだけでも1日過ごせそうな公園もあるので、そこでゆっくりするのもオススメです。

特に、小金井公園の北側にはおふろの王様があるので、散歩でたくさん歩いた後にリフレッシュ、なんてことも可能。

こうした「ゆったり感」もアイディア出しには必要です。

通勤で歩くならその時間も使える

電車通勤をしている人なら、駅に向かうまでの時間も散歩と似たような捉え方をできます。

「やばい! 遅刻だ!」なんて焦っているときは別ですが、少し余裕を持って家を出て、ゆっくりと歩いてみるのも良いです。

私は駅から15分ほどの場所にあるアパートに住んでいて結構歩く時間があったため、その時間はアイディア出しに使えました。

会社から帰ってくるときなんかは、一駅前で降りたり、いつもと違う道を通ったりしてちょっと長めに歩いたりも。

歩くと目が覚めてくるような感じもしますし、歩いているときに考えていたことを電車の中で反芻してまとめることもできますし、結構メリットが多いです。

時間の捉え方を変えるだけでも、アイディア出しが捗ります。

結論、歩こう。

歩きましょう。

その歩みの先に栄光があります。

なんて大げさに結んでみましたが、散歩をして考えをまとめ、大きな結果を残した偉人たちがいることを思えば、それを真似してみることも意味があります。

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